平成30年11月3日(土・祝)17:00~18:20
足立区医師会小児科医会の学術講演会が行なわれました。
タイトルは、
「こども漢方服薬指導~心も体も元気いっぱい!~」
講師は、
さかざきこどもクリニック院長、坂崎弘美院長先生です。
大阪からお招きしました!
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坂崎先生は、ご著書の「フローチャートこども漢方薬-びっくり・おいしい飲ませ方」で有名です。
坂崎先生こども漢方著書

とにかく元気いっぱい、愛情いっぱい、魅力いっぱいの先生で、
患者さんやその親御さんの為に一生懸命でいらっしゃるのに胸を打たれます。
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漢方薬を混ぜて作ったクッキー、ハンバーグ、チョコレート、お味噌汁、などを
大阪から手作りして持ってきてくださいました!
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漢方薬を〇〇に混ぜて飲むとどんな味?の試飲会も盛況でした。
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そして我が足立区医師会小児科医会は、2018年11月で発足から30年を迎えます。
記念すべき講演会でした。
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前足立区医師会小児科医会会長の千葉昭典先生からご質問。
いつも最前列で熱心に聞いてくださいます。
千葉昭典先生が当会の発足から昨年3月まで、28年間という長期間、会長として会を維持してくださいました。
現在も色々とご指導くださっています。そのきめ細やかな配慮には頭が下がります。
心から感謝申し上げます。

参加してくださった医師、看護師、薬剤師、鍼灸師の皆様。
誠にありがとうございました。
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集合写真!

日本小児漢方懇話会の代表、森蘭子先生も参加してくださいました!
小児漢方四姉妹
日本漢方懇話会の4レディース。
(写真は日本漢方懇話会フォーラム2018より)
左から坂崎弘美先生、森蘭子先生、木許泉先生(広瀬滋之先生のお嬢様)、木全かおり先生。
今年の日本小児漢方懇話会フォーラムも盛会で素晴らしかったですね!
来年は、2019年7月14日、東京丸の内で開催予定です。(場所は未定)
ご参加よろしくお願いいたします!

2018年6月に、WHOが国際疾病分類ICD-11を発表し、
そこに「伝統医学」という新しい章が追加されました。
東洋医学が世界に認められた記念すべき年です。
皆さま、東洋医学を勉強する仲間にぜひ入ってくださいね!

以下、講演会後のスナップ写真。
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ちなみに、私が着物で参加した理由は2つあります。

一つは小児科医会30周年をお祝いする気持ちから。

もう一つは、
「着物着るのって大変じゃない?」
「漢方薬を処方するのって大変じゃない?」

この二つの質問は似ているなあと思ったので。

「昔はみんな着物を着ていました。」
「昔はみんな漢方薬で治療していました。」

こういう風に答えたいと思います。

もちろん現代では、西洋医学を基本として診療、治療を行うことが大切です。
そして漢方薬も正しく使わないと副作用があります。
両方を勉強していただくことが必要です。

でも、東洋医学の知識があると患者さんに喜んでいただけることが多いと思います。
「西洋医学的には異常はありません。出せる薬もありません」という言うよりも、
「この漢方薬で少し楽になると思いますよ。」と患者さんに寄り添った気持ちでいることが大切なのではないでしょうか。

今回の講演会は連休の初日という日程で大変申し訳なかったのですが、
とても良い会になったと思います。
坂崎先生、皆様、本当にありがとうございました。

記:木村康子